バックに流れているのは「江田島健児の歌」のメロディです
平成22年4月3日の江田島は、絶好の花日和に恵まれた。桜と古鷹山、赤煉瓦
海軍兵学校第76期入校記念日を祝う会
平成24年10月9日(火)1700広島・ホテル・チューリッヒにて
大東亜戦争の戦局頓に急迫を告げた昭和19年10月9日、江田島・千代田艦橋前の校庭に集まり、
海軍兵学校長・大川内伝七中将から「海軍兵学校第76期生徒を命」じられた。
晴れて、我々は第76期生徒となった我らは、「帝国海軍のD幹となって、戦局挽回の戦士になる」ことを共に誓った。
されど、戦局我に利あらず、終戦によって、事志に反し爾来、悪戦苦闘、波瀾万丈の人生行路を歩んできた。
既に、齢は80台も後半にさしかかった、クラスの半数は黄泉の旅路に旅たって逝ってしまった。
何時の日にか後を追い、共に来世で軍歌演習でもいたしたいものだと思う。広島地区在住の18人が集まって、
過ぎ去った人生を語り合い、共に健勝を祈り合って「同期の桜」を歌って愉快な一時を過ごした。
海軍兵学校第76期合祀者慰霊祭靖国神社で開催
日本海海戦100周年記念日行事
海軍兵学校第76期会「古鷹76」家族懇親会
海軍兵学校第76期会の広島近郊在住者で組織する「古鷹76」では、毎年5月27日に海軍記念日行事を行ってきたが、今年は日本海海戦100周年記念日に当たるので、海戦開始の時刻に合わせ1400から家族ぐるみ27名が広島のホテル・チューリッヒに集合。日本海海戦にちなんだ映画を2時間半にわたって鑑賞。1700家族懇親会撃ち方始め!宴酣になったところで「日本海海戦の歌」「海の進軍」「如何に狂風」を斉唱し2000頃幕を閉じた。↓
前列向かって左から小串 茂海上自衛隊呉地方総監、吉田 學水交会会長
後列 木下成史大会会長、梶本光義大会実行委員長
梶本実行委員長歓迎の辞↑
前夜祭は10月9日入校記念日に広島プリンスホテルで開催。1,000名が参加した。
参加者1,000名は、4隻のフェリーに分乗、元宇品桟橋から乗船、江田島に向かった。
4隻のフェリーは、1,000名を載せ、順次表桟橋に到着。大潮の満潮であった。
帽振れ江田島全国大会に集まった第76期たち
大講堂では650名の期友は1階に350名の準会員と家族は2階席に着席。
關 泰雄第一術科学校長の祝辞で歓迎され、感慨一入。
海上自衛隊のご厚意により整然と並べられた椅子に着席した1階席の期友と2階席の家族達
海上自衛隊呉音楽隊による演奏会「鎮魂同期の桜」で感慨に耽り、引き続いて常任実行委員10名が登壇、
「江田島健児の歌」1番から6番まで参加者全員が声高らかに歌い上げた。
われらが心のふるさと旧海軍兵学校・現在の海上自衛隊幹部候補生学校と第一術科学校↑
赤煉瓦生徒館と大講堂↑
教育参考館内↑
五 省
(ご せい)
Five reflections
一、至誠に悖るなかりしか
(しせいにもとるなかりしか)
Hast thou not gone against sincerity ?
一、言行に恥づるなかりしか
(げんこうにはづるなかりしか)
Hast thou not felt ashamed of thy words and deeds ?
一、氣力に缺くるなかりしか
(きりょくにかくるなかりしか)
Hast thou not lacked vigour ?
一、努力に憾みなかりしか
(どりょくにうらみなかりしか)
Hast thou not exerted all possible efforts ?
一、不精に亘るなかりしか
(ぶしょうにわたるなかりしか)
Hast thou not become slothful ?
「五省」(ごせい)について
昭和7年(1932)4月24日軍人勅諭下賜50年記念日に、当時の海軍兵学校教頭兼監事長・三川軍一大佐(兵38期、後中将、能美島出身)が起案し、校長・松下 元少将(兵31期、後中将、福岡県出身)が裁可し、初めて訓育に活用された。爾来、海軍兵学校生徒は、夜の自習止め5分前のラッパ「G一声」が静寂な生徒館に流れると、当番の1号生徒が「軍人勅諭」5箇条に続いて、「五省」を各項目一つ一つゆっくり拝誦し、他の生徒はこれに合わせて黙誦し、その日一日の自らの行動や言動を反省自戒し、自ら人格の陶冶に努めた。自戒自律の根元を為すものであった。
元海軍兵学校第一生徒館(海上自衛隊幹部候補生学校)
改装新築された元西生徒館(現第一術科学校校舎)↑
カッター訓練、総短艇、厳冬訓練など、往年の様々な思い出が蘇ってきます。↑
あれから55年再びわがこころのふるさと江田島を訪れた3号オ301分隊のクラス↑
兵学校生徒館と古鷹山をバックに↑ 元海軍兵学校大原分校記念碑前で↑
海軍兵学校大原分校は、昭和19年10月1日開校され昭和20年12月1日閉校された。その歴史は短く果敢ないものであった。
しかし、この地で自啓自発を学び、相互信頼の尊さを知り若き魂を鍛えた生徒は、74、75、76、77期合計4200有余名に及ぶ。
大原分校はここで学んだすべての生徒にとって、ここに帰りここから出発しようとする心の故郷である。(中略)
ともに生きたありし日の想いを碑に刻み心のよすがとすると共に、江田島の碧さに魅かれ訪ね来る旅人たちが足を留め、
歴史の流れにしばし思いを馳せることを希うものである。
桜満開の大講堂↑ 品覚寺に保存されている生徒たちのサイン帳↑
海軍兵学校第76期会・中国支部平成14年度(2002)湯郷総会
於:岡山県湯郷温泉「竹亭」↑2002.5.17
海軍兵学校第76期会・中国支部総会 於:下関グランドホテル H13.5.26↑
海軍兵学校第76期・「古鷹76」H13年4月二火会↑
海軍兵学校終戦時オ810分隊2号分隊会↑
前列左より:門山榮昇夫妻、森川憲明(当時伍長補)、齊藤春雄夫妻
後列左より:梶本光義夫妻、中邨章平
向かって左より:景山 崇(74期)、渡邊英昌(70期)、梶本光義(76期)
呉海軍墓地・戦艦大和第57回忌追悼式にて、大和生存者渡邊氏を囲んで↑
海軍兵学校第76期会広島県分会総会記念写真↑
海軍兵学校第76期会第41回幕張全国大会・軍歌演習 H13.10.9 於:幕張プリンスホテル↑
海軍兵学校第76期会・古鷹76平成13年(2001)年末家族会 H13(2001)12.8開催↑
海軍兵学校第76期会「古鷹76」期友の金婚を祝う会「年末家族懇親会」↑
H14(2002).12.8開催 於:広島ホテルチューリッヒ
海軍兵学校第76期会平成23年総会・懇親会
がH23(2011).10.4東京台場ホテル日航東京で開催。
全国より、家族約100を含め約330名が集まり盛大に開催された。
台場総会全景↑ 板橋興宗禅師夫妻と↑
mitsu@urban.ne.jp (私のメールアドレスです)